2018年に私のおばあちゃん(土方ゑい)の描いた絵が展示された滋賀の近江八幡にある ボーダレス・アートミュージアムNO-MA さんで再び展示することになって11月21日まで開催中です。 前回はテーマが大正時代に生まれた絵を描いている女性作家の3人展 「GIRLS 毎日を絵にした少女たち」 だったんですが、今回は 79億の他人――この星に住む、すべての「わたし」へ というテーマで行われます。 いろいろなつながりとコミュニケーションの方法、私とおばあちゃんは絵を通してつながっていました。おばあちゃんは2016年に102歳で亡くなりましたが、亡くなってからもコラボレーションしたり、いっしょに展示できることは続いていきます。 今回は私(NEKONOKO)の作品としても数点展示されるので1枚描きおろししました。他はおばあちゃんが100歳の時に記念して描いた絵なども展示。 おばあちゃんの絵はたくさん展示されました。★展示の様子はブログ に写真を追加してまとめました★ おばあちゃんの絵のサイト http://nekonoko.info/ei/ flickerにも少し絵があります https://www.flickr.com/photos/nekonokosora
名古屋の呼続にあるK.Art StudioさんのWEBはこちら https://www.k-artmarket.com/
ボーダレス・アートミュージアムNO-MA は重要伝統的建造物群保存地区にたたずむ 昭和初期の町屋をリノベーションした美術館 で古い建物が好きな方は興味深い場所だとおもいます。 2004年6月に「ボーダレス」という言葉に思いを込めて開館。 ボーダレス・アートは、障害のある人たちによる造形表現や現代アートなど、様々な表現を分け隔てなく紹介していこうとする、館の展示コンセプトです。 NO-MAは、社会福祉法人が運営する美術館ですが、「障害のある人のため」という限定的な役割を担うのではなく、訪れた人々に「芸術」とは何か、「表現」とは何かを考えてもらえるような場であり続けたいと考えています。ボーダレス・アートという視座を通じて、人の表現が持つ根源的な魅力を伝えていく美術館です。
テーマについて 公式サイトより 2021年現在、およそ79億の他人が、地球の上で共存しています。めいめいの身体、人種、性、思考、社会的立場――79億通りの差異は、この星の一人ひとりを、替えが効かない唯一の「わたし」たらしめています。それと同時に、その差異は「わたし」以外の人間を「他人」として分かつものでもあります。 自己と他者という越えがたい分断を前にしても、わたしたちは互いの差異を認め合ったうえで、関係を築こうとします。反対に、差異を認めず関わりを断つ、という態度が形になるとき、それは排除となるのでしょう。目が眩むほどの他者性を前にして、共生の道を模索することも、ある一方を迫害に追いやってしまうことも、わたしたちは、どちらのことにも接しています。 世界共通の目標であるSDGsにおいては、「誰一人取り残さない」持続可能でよりよい社会の実現を目指しています。その一方で、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う社会構造変化の劇的な速さは、それについていけない誰かを見過ごし、新たな排除を生み出しかねないものでもあります。 いかに多様であるか、いかにコミュニケーションするか―― いま、世界人口約79億人(わたしたち)は、こうした問いにさらされています。 本展「79億の他人」は、こうした問いに向き合うための企画展です。NO-MAとまちや倶楽部の2会場に展示する12組の出展者の表現は、いまの時代の「わたし」らしさや、他のすべての「わたし」を含むこの世界の79億人がともに生きることについて、大事な示唆を与えてくれるでしょう。
出展者紹介 こちらからも見れます 会場が2つありますが、おばあちゃんとNEKONOKOは第一会場の ボーダレス・アートミュージアムNO-MA のほうで展示されます ボーダレス・アートミュージアムNO-MA WEB https://www.no-ma.jp/ instagram https://www.instagram.com/museum_noma/ twitter https://mobile.twitter.com/museum_noma youtubeチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCicFU3hhfaME0uYp9MvKfqg YouTubeでNO-MAご近所、動画なRADIO放送局も公開しています。写真で紹介できなかった他の展示作家さんについてのことなども関係者の方がお話しされています
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第1会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA (滋賀県近江八幡市永原町上16[旧野間邸]) 第2会場:まちや俱楽部 (滋賀県近江八幡市仲屋町中21) 11:00~17:00 休日 月曜日(祝日の場合は翌平日) 共通券500円(450円)、一館チケット300円(250円) ※中学生以下無料 ※障害のある人と付添者1名無料 ※( )内は20名以上の団体料金 ※11月13日(土)14日(日)は関西文化の日のため無料開館
展示の様子の他の写真はこちらにも掲載しました。
写真はボーダレス・アートミュージアムNO-MAさんで撮影したものを使用させてもらっています
立派な図録も今週完成しました! 会場で購入できると思いますが、滋賀まで行けないけどほしいという方は NEKONOKOまでご連絡ください。2週間後に滋賀に行くので代理で購入して通販できます。 もしくは直接NO-MAさんのほうにお問合せいただければ通販も可能だそうです。 価格は2000円です
高校の時の同級生でもある友人のJoyeux Ponopono(ジョワイユー・ポノポノ)さんにネイルしてもらったときの写真も使われています。 その時の様子を書いた、ポノポノさんのブログはこちら 他にもすごいネイルアートをたくさん制作しているのでinstagram も見てくださいねhttps://www.instagram.com/joyeuxponopono/ そして今回の展示のこともこちらのブログ に書いてくれました。 うれしい~